三國志真戦 編成・運用ブログ

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PKシーズン武将考察:袁術

シーズン3の真戦プレイヤーは、PKシーズンにおいて爆発的に増える武将・戦法・編成に対して、苦悩を強いられていることだと思います。本ブログでは、PKシーズンの武将・戦法・編成について、簡単にですが概要を説明致します。

 

今回は、PKシーズンの一人である袁術の概要説明をします。

 

先に結論を述べますと、袁術は凸した上で上手く使えば強い武将です。敵主力として出てくることは殆ど無いと思いますが、使い方によっては最適解となる武将でもあるので、袁術を当てた方は本ブログを見てみると良いでしょう。

袁術の兵種適性・ステータス

・兵種適正

騎馬と弓がSですので、この2つの兵種で使うことが基本になります。

 

・ステータス

武力・知力がそこそこ、統率が普通、速度は高めです。

アタッカーとしては武力・知力ともに控えめのため、無凸では使用することを推奨しません。

兵法書蛮勇非勇があるため、知力依存の戦法を付けると火力不足を解消しやすいです。勿論、武力・知力の両方を使用する戦法は相性が良いです。

 

固有戦法

・固有戦法解説

1ターン目もしくは2ターン目に玉露効果を獲得。

獲得後、会心・鬼謀発動率を上昇(最初は100%で、8ターン目に0%になるようにターン毎に発動率低下)。

主将の場合、アクティブ戦法発動率上昇。

 

・固有戦法評価

非常に癖のある戦法です。主将効果が無いと非常に弱い効果なので、袁術主将運用が原則となります。

序盤ターンはアクティブ戦法発動率が非常に高く、会心率も非常に高いので、火力の大きいアクティブ戦法を2つ付けるのが良いでしょう。

準備戦法は発動率が35%上昇しますが、準備するため発動回数自体は少なくなります。即時発動戦法は、発動率は25%上昇と準備戦法より上昇率は小さいですが、発動率・会心率が高いうちに戦法を連発できます。

以上から、どちらも強みがあるため、どちらを選択するのもありです。

 

弱点としては、固有戦法はアタッカーに偏重しているがステータスが低いことが一番に挙げられます。そのため、袁術を使っていると「思ったより火力でないな?」ということが多い印象です。

そしてもう一つ、諸葛亮関銀屛に弱いです。諸葛亮は言わずもがなアクティブ戦法を中断する固有戦法を持っていて、関銀屛は高確率で敵を恐慌にします。いずれも、袁術が被弾すると何もできず、ターンが経過するごとに弱くなっていくため、結果として火力を出せず負けてしまいます。

 

袁術に付ける戦法

①火熾原燎

最もお勧めする戦法です。

知力・武力の影響を受けるため、袁術と相性の良い戦法です。そして、袁術にこの戦法を付ける構成が、全部隊中最も藤甲に強い構成となります。敵部隊を燃焼にしやすいだけでなく、燃焼ダメージ(300%)を鬼謀により2倍に出来るため、非常に高い火力を安定して連発できるからです。

 

②決水潰城

決水潰城は、袁術と非常に相性が良い武将です。1ターン目に玉露効果が発動した場合、決水潰城の発動率が80%になるため、高確率で鬼謀込みの戦法発動が可能です。

 

③形機軍略

純粋な高火力戦法で、武力・知力ともにそこそこ高い袁術と相性が良いです。

 

④風助火勢

火熾原燎を採用する場合、風助火勢を採用するのは非常にありです。序盤の大火力が見込めます。

 

⑤即時発動系ダメージ+制御戦法(落鳳・暴政劫略・焔逐風飛・臥薪嘗胆等)

これらの戦法は、普通に付けても強いですが、特に活きるのが沮授と組み合わせた時です。序盤に大火力+制御(2ターン)を安定して発揮できます。

 

⑥準備ダメージ戦法全般(破陣砕堅・万夫不当・水路断戟・四面楚歌・誘敵侵入等)

これらの戦法も、沮授と合わせると強い戦法が多いです。

また、これらの戦法は死蔵しているケースも多いので、余り物でそこそこ強い部隊を作る時に重宝します。

 

袁術を組み込んだ編成

・騎馬編成

袁術太史慈左慈

袁術:火熾原燎+風助火勢

太史慈(登用令):折衝禦侮+剣鋒破砕

祝融:御敵屛障+象兵

 

対藤甲盾に特化した騎馬編成です。

太史慈の折衝禦侮で敵の防御力を下げ、剣鋒破砕でダメ減戦法を軒並み剥がし、鬼謀の乗った火熾原燎を叩き込むことでしっかり燃やす部隊です。

対藤甲だけでなく、袁術太史慈で安定した火力を発揮し、祝融によりダメ減と回復を担当させることでバランスの良い部隊となっております。祝融固有と燃焼の相性が良いのも強みの一つです。

 

袁術周泰太史慈

袁術:火熾原燎+風助火勢

太史慈:折衝禦侮+剣鋒破砕

周泰:鋒矢陣+象兵

 

序盤火力に特化した騎馬編成です。

基本コンセプトは①の編成と同じですが、周泰+鋒矢陣を採用することで袁術の火力を大幅に上昇させています。

陣営こそ揃っていないですが、陣営バフが無くとも十分な火力を発揮できます。

 

・弓編成

袁術・沮授・SP朱儁

袁術:暴政劫略+落鳳

沮授:白馬義従+籠城自守

SP朱儁:焔逐風飛+威謀必至

 

沮授固有の弱体効果延長を最大限活かした弓編成です。

白馬義従により先制で制御付きのアクティブ戦法を打ち、有利な盤面を作成して勝ち切ります。特に、威謀必至が決まると3ターンの間敵2人が虚弱になるので、その間に袁術・SP朱儁で削り切ることが可能です。

 

袁術・SP袁紹・沮授

袁術:焚輜営塁+焔逐風飛

沮授:白馬義従+籠城自守

SP朱儁:千軍一掃+臥薪嘗胆

 

①と同じく、沮授の弱体効果延長を最大限活かした編成です。

SP袁紹固有による封印、千軍一掃・臥薪嘗胆・焔逐風飛による恐慌、焚輜営塁による回復無効により敵部隊の動きを封じながらダメージを重ねていく部隊です。

 

スタダ適性

スタダ適性は、皆無です。

コスト7がスタダに向かないのは勿論、袁術固有は戦法2つ付けることが前提となるため、レベル20以下の時の性能が非常に低いです。

そのため、袁術はスタダだと基本は役に立ちません。

 

終わりに

袁術は、固有戦法の詳細・ステータスをしっかり理解しないと扱えない武将です。袁術を主力に組み込む際は、入念に検討を重ねたうえで運用することを推奨します。

また、固有の性質上、余り物の戦法で部隊を組む時に重宝する武将でもあります。PKシーズンでは、多くの部隊を揃えることが必要になることが多いため、コスパの良い部隊を組む際の候補の一つとして頭に入れておくと良いでしょう。