三國志真戦 編成・運用ブログ

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PKシーズン武将考察:荀攸

シーズン3の真戦プレイヤーは、PKシーズンにおいて爆発的に増える武将・戦法・編成に対して、苦悩を強いられていることだと思います。そのため、本ブログでは、PKシーズンの武将・戦法・編成について、簡単にですが概要を説明致します。

 

今回は、PKシーズンの一人である荀攸の概要説明をします。

 

先に結論を述べますと、荀攸は魏の計略系武将として強い武将です。ただ、使い方を誤ると弱い武将でもあるので、荀攸を当てた方は性能をしっかり把握すると良いでしょう。

荀攸の兵種適性・ステータス

・兵種適正

騎馬と弓がSなので、2兵種で運用可能です。

 

・ステータス

知力が高め、統率がそこそこ、武力・速度が低めです。

典型的な計略武将のステータスなので、計略アタッカーもしくサポーター向きの武将です。

 

固有戦法

・固有戦法解説

敵軍1~2人の強化状態を解除。

1ターン自軍全体のアクティブ戦法発動率5%上昇(知力影響)。

各武将、アクティブ戦法発動後、敵単体に計略ダメージ(102%、知力影響)

 

・固有戦法評価

強いです部隊の軸となる戦法です。

発動率は45%とそこそこ高く、更に固有の効果でアクティブ戦法発動率が上昇(実際、無凸でも約10%程度上昇します)するため、8ターン戦う場合はかなり安定して発動します。

自軍3人に白眉を付与するようなものなので、アクティブ戦法主体で部隊を組むと、部隊全体の戦法発動率が底上げされてかなり安定した部隊になります。

 

アクティブ戦法発動後の計略ダメージは、ストックされる仕様(アクティブ戦法発動までに荀攸固有が2回発動していた場合、計略ダメージは2回発動します)のため、無駄になることがありません。

ちなみに、荀攸固有の発動自体が「アクティブ戦法発動後」に含まれるため、荀攸固有発動後、即座に計略ダメージが発動します。そのため、無理に荀攸にアクティブ戦法を積む必要はありません。

 

敵軍の強化状態解除は、このゲームの仕様上、アクティブもしくは突撃戦法による強化状態鹿解除されないため、非常に限定的な効果しかありません。現在最前線にいる部隊だと、貂蝉の固有戦法の分担効果(敵にダメージを肩代わりする効果)を解除できる程度でしょうか。ただ、逆を言えば、貂蝉部隊に対しては、荀攸は非常に強いです

 

荀攸に付ける戦法

荀攸に付ける戦法は、基本的に「知力影響のダメージ戦法」・「知力影響の回復・サポート戦法」・「ステータス影響の無い戦法」を推奨します。知力がずば抜けて高い訳ではないため、基本はサポーターで、アタッカーに仕上げるとしても1アタッカーにはまずなりません。

 

①知力影響のダメージ戦法(焔逐風飛・杯中蛇影・決水潰城・火熾原燎等)

荀攸は、固有戦法によりアクティブ戦法発動率が高いため、アクティブ戦法の相性が良いです。そのため、発動率の低い焔逐風飛等も採用しやすいです。

 

②知力影響の回復・サポート戦法(座守孤城・刮骨療毒・籠城自守・八門金鎖の陣・暫避其鋒等)

荀攸固有の性質上、回復戦法はアクティブ戦法の方が期待値は高いです。そのため、整装雌伏<座守孤城となる珍しい武将ですね。勿論、知力がそこそこ高いので、八門金鎖の陣や暫避其鋒を付ける武将としても適性が高いです。

 

③ステータス影響の無い戦法(形一陣、象兵、御敵屛障等)

荀攸と一緒に組むことになるのが多い賈詡・程昱・郭嘉等と比較すると、知力は荀攸が一歩劣ります。そのため、ステータス影響の無い戦法は、荀攸に適しているとも言えます。

 

荀攸を組み込んだ編成

荀攸はアクティブ戦法主体の計略編成なら何でも入れることができます。

部隊全体の戦法発動率を底上げする、優秀な武将です。

 

・騎馬編成

①五謀臣騎馬

賈詡:昏迷乱擾+刮骨療毒

程昱:太平道法+刮目相待

荀攸:形一陣+象兵

 

賈詡・程昱・荀攸は、全員固有がアクティブ戦法のため、形一陣を無理なく編成に組み込めます。象兵と併せて、ダブルアタッカーである賈詡・程昱の序盤耐久力及び終盤火力が高く、荀攸自身も知力を60も上昇出来るため固有戦法による自軍全体のアクティブ戦法発動率上昇率も従来より高くできます。

この部隊、実際に運用すると分かるのですが、戦法発動率が下振れることが他の部隊と比較すると非常に少ないです荀攸固有の恩恵ですね。

本部隊は、今流行りの耐久盾編成全般に強いです。一方で、アクティブ戦法主体のため諸葛亮に非常に弱く、関銀屛・関羽太史慈といったアクティブ戦法発動を阻害する武将にも弱いです。

 

曹操・程昱・荀攸

曹操:慰撫軍民+草船借箭(象兵+刮骨療毒)

程昱:太平道法+刮目相待

荀攸:昏迷乱擾+杯中蛇影

 

魏法騎の賈詡荀攸とした部隊です。

賈詡による混乱制御が無い代わりに、自軍全体のアクティブ戦法発動率が上昇します。

敵への制御効果が薄れているため、無凸で運用すると力負けしてしまうことが多い一方、凸数が多いと強みを存分に活かしやすい編成のため、部隊強度が一気に高くなります。

賈詡の混乱による自爆が嫌な方にも、この部隊はお勧めです。

この部隊の相性も、①と同様に、耐久盾編成に強く、諸葛亮を始めとしたアクティブ戦法を阻害する部隊に弱いです。

 

・弓編成

曹操・鐘会・荀攸

曹操(宝物):慰撫軍民+草船借箭

鐘会:太平道法+無當飛軍

荀攸:昏迷乱擾+杯中蛇影

 

本部隊は、鐘会固有による封印を主体とした編成です。

再序盤は曹操により耐え、2ターン目以降から鐘会が敵部隊に封印をガンガン付与していくため、太史慈馬超等の通常攻撃主体の部隊に強いです。

一方で、耐久盾編成を貫くほどの火力はどう頑張っても出せないため、耐久盾編成には勝てません。

 

陸遜荀攸左慈

陸遜:昏迷乱擾+風助火勢

荀攸:焔逐風飛+白馬義従

左慈:三勢陣+刮骨療毒

 

三勢陣・白馬義従荀攸固有でアクティブ戦法発動率をひたすら上昇させた陸遜弓編成です。左慈により最低限の耐久力を確保し、序盤から大ダメージ+制御を与えることで優位を取る構築となっています。

槍に強く盾に弱い、兵種通りの相性とはなっていますが、この部隊の特筆すべきは対藤甲性能です。

現状、「白馬=虎臣弓」というのが最前線プレイヤーの常識です。そのため、白馬を見ると藤甲部隊を差し向けるプレイヤーは非常に多いです。この部隊は、そうやってきた藤甲部隊を刈り取ることに特化しています。

特に陸遜固有の発動率を徹底的に高めているため、藤甲部隊と陸遜を合わせた際にたまに起こる「陸遜固有が全然発動せず、藤甲なのに勝てなかった」という可能性を減らしております。

 

スタダ適性

スタダ適性は、低いです。

自軍全体のアクティブ戦法発動率を上げるという特性上、武将3人にそれぞれ戦法が2つ付いている時に最大限強みが発揮される武将です。逆を言えば、戦法が一つしか付けられないタイミングでは弱い武将です。

 

終わりに

荀攸は、戦場で見ることはあまりありませんが、ポテンシャルが非常に大きい武将です。そして、現状、曹操の使い道が司馬懿・満寵との組み合わせが最良とされつつある中で、魏騎馬編成のサポーターとして注目を受けている武将でもあります。

実際、荀攸を活用して張角盾・司馬懿盾・桃園盾相手に善戦しているプレイヤーは確認されています。

中々使用例の少ない荀攸ですが、賈詡・程昱等の武将をお持ちの方は、一度編成を考えてみると良いでしょう。