三國志真戦 編成・運用ブログ

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PKシーズン武将考察:陸抗

シーズン3の真戦プレイヤーは、PKシーズンにおいて爆発的に増える武将・戦法・編成に対して、苦悩を強いられていることだと思います。そのため、本ブログでは、PKシーズンの武将・戦法・編成について、簡単にですが概要を説明致します。

 

今回は、PKシーズンの一人である陸抗の概要説明をします。

 

先に結論を述べますと、陸抗は上手く使えばそれなりに強い武将です。敵で出てくるとしたら代用武将としての運用が殆どだと思いますが、使い方によっては最適解となる武将でもあるので、陸抗を当てた方は本ブログを見てみると良いでしょう。

陸抗の兵種適性・ステータス

兵種適正

弓がS、騎馬と槍がAなので3兵種で適用可能です。陸抗はサポーターなので、Aでも十分適用できます。

 

ステータス

知力・統率が高め、武力・速度が低めです。

後述する固有戦法の仕様上、陸抗周泰と同様に兵力がガンガン減るため、陸抗が火力を発揮するのは原則不可能です。

素直に統率影響・知力影響・ステ影響無しのサポート戦法を付けるのが合う武将です。

 

固有戦法

固有戦法解説

自軍主将の鬼謀率を14%上昇(知力影響)し、鬼謀ダメージを20%増加。

自軍主将の被ダメを30%肩代わり

 

固有戦法評価

限定的に使える周泰と類似した固有戦法、という感じでしょうか。

自軍計略主将の火力を上昇させて、自軍主将のダメージを肩代わりする戦法です。周泰と違うのは、「火力を上昇させる」という効果ではなく「鬼謀率・鬼謀ダメージ量を増加」させる効果であるということ、そしてダメージの肩代わり対象が自軍主将のみであるという点です。

そのため、周泰よりも適用可能武将は限定的で、自軍主将が計略アタッカーの編成にのみ組み込むことが可能です。

 

なお、周泰同様、慰撫軍民や御敵屛障により陸抗の被ダメを減少させても肩代わりのダメージは減少しないので気を付けましょう。肩代わりのダメージを減少させたければ、肩代わり元の武将にダメ減を付与する必要があります。そのため、兵法書で兵力損失を減少させる際は、被ダメ減ではなく回復するタイプのものを付けると良いでしょう。

 

陸抗に付ける戦法

陸抗に付ける戦法は、基本的に「統率影響の戦法」・「知力影響の戦法」「ステータス影響の無い戦法」を推奨します。敵にダメージを与える戦法は、陸抗固有により兵力がガンガン減るので火力が落ちることからお勧めしません。

 

①耐久戦法(慰撫軍民・草船借箭・暫避其鋒・整装雌伏・鋒矢陣・三勢陣・御敵屛障等)

陸抗は、固有戦法により主将の兵力を高く保つことが可能であるため、耐久編成に組み込まれます。その場合、ステータス影響の無い戦法(鋒矢陣・三勢陣・御敵屛障等)や高い統率を活かした戦法(慰撫軍民・草船借箭)、高い知力を活かした戦法(暫避其鋒・八門金鎖の陣・整装雌伏等)が陸抗には合っています。

 

②自身回復戦法(奮戦力闘、合軍集衆、詐降等)

陸抗は、主将のダメージを肩代わりするため、落ちやすいです。陸抗が長く生き延びれば、そのまま主将の兵力と火力を高く保てるため、陸抗がひたすら自身を回復することは大きな意味があります。

 

陸抗を組み込んだ編成

・騎馬編成

①程昱三勢騎馬

程昱:太平道法+刮目相待

姜維:昏迷乱擾+火熾原燎

陸抗(宝物):三勢陣+象兵

 

対耐久盾・藤甲盾に特化した騎馬編成です。

姜維がデバフ+燃焼をばら撒き、太平道法+三勢陣で固有発動率が60%程度となった程昱固有を連発する編成です。程昱の火力は、太平道法+陸抗固有により鬼謀発動率・鬼謀ダメージともに強化されています。

耐久盾編成に強い一方、回復戦法が一切ないので序盤火力の高い部隊には弱いです。

 

・弓編成

張角諸葛亮陸抗

張角太平道法+刮目相待

諸葛亮:慰撫軍民+草船借箭

陸抗:三勢陣+御敵屛障

 

私が思う、陸抗を使った編成で一番強い編成です。

張角固有の威力は全武将の中でもトップクラスに高いため、張角の火力が上昇することは大きな意味があります。勿論、張角の兵力を高く保つことも大きな意味があります。
諸葛亮陸抗でガッチリ張角を守って、発動率80%超えの張角固有でひたすらぶん殴る部隊です。
とはいえ、1アタッカーかつ主要火力が溜め戦法なので、耐久力の高い盾編成や砕心・恐慌等の制御を主とした編成には弱めです。

 

陸遜太史慈陸抗

陸遜:剣棒破砕+兵無常勢

太史慈:折衝禦侮+速乗其利

陸抗:八門金鎖の陣+整装雌伏

 

陸遜太史慈・サポーターの編成におけるサポーター枠に陸抗を採用した編成です。この場合、陸遜に鬼謀の発生率・ダメージ量が増加するため、陸遜は火力特化の編成にします。

この編成の場合、太史慈に折衝禦侮が必須です。陸遜にダメージが通ると陸抗にもダメージが入るため、他2人のダメージを減らすためにも折衝禦侮は必須です。

以上のことから、陸遜が火力特化になるため、ダメ減・回復は陸抗に積みます。

この部隊は安定性が高く、素直に槍に強く盾に弱い部隊です。ただ、鬼謀+燃焼は対藤甲性能に繋がるため、藤甲との相性は特に良いです。

 

周瑜陸遜陸抗

周瑜:昏迷乱擾+風助火勢

陸抗:八門金鎖の陣+詐降

陸遜:整装雌伏+御敵屛障

 

周瑜をアタッカーとした陸抗編成です。周瑜陸遜型は、前提としてダメ減を2つ以上積まないと耐久力が不足します。また、回復戦法が一つだけだと陸抗にダメージが偏るので、詐降を採用しています。

詐降は、1ターン目は混乱になりますが、固有戦法が混乱影響を受けないのでデメリットは殆ど0です。

この部隊の相性は、②と殆ど同じです。ただ、②と違って太史慈を他の部隊に回せるので、他部隊との編制の共存を考えた時に参考になるかもしれません。

 

・槍編成

陸遜

陸遜(宝物):剣鋒破砕+兵無常勢

程普:慰撫軍民+草船借箭

陸抗:鋒矢陣+暫避其鋒

 

魯粛が居ない方向けの陸遜槍編成です。

魯粛ほどのサポート性能は無いですが、陸遜の火力向上性能は高いため、この編成も十分強いです。ただ一点、陸抗の兵損が大きくなりやすいため、連戦には向きません。

 

スタダ適性

スタダ適性は、皆無です。

周泰と同様、ダメージの肩代わりや味方の火力増加は、部隊の戦法・兵法書等が整ってきた段階で活きる要素です。レベル10~20程度で、戦法も一つしか付けられない状態だと、正直強くないです。

スタダで使うことは無いでしょう。

 

終わりに

陸抗は、周泰によく似ている武将です。計略部隊かつ主将限定で強化する周泰、という感じでしょうか。ただ、陸抗を最大限に活かすには計略アタッカーを主将にし、付与戦法も火力戦法で統一しないと陸抗固有を最大限活かせないため、編成の幅が非常に縛られがちです。

呉陣営に限らず、全武将・全戦法で頭を柔らかく考えることで、真価を発揮する武将だと私は思います。

本ブログで陸抗の特徴をしっかり把握し、面白く強い使い方を模索してみるのも良いでしょう。