PKシーズン武将考察:周泰
シーズン3の真戦プレイヤーは、PKシーズンにおいて爆発的に増える武将・戦法・編成に対して、苦悩を強いられていることだと思います。本ブログでは、PKシーズンの武将・戦法・編成について、簡単にですが概要を説明致します。
今回は、PKシーズンの筆頭武将の一人である周泰の概要説明をします。
先に結論を述べますと、周泰は非常に強い武将です。「周泰を当てた人は必ず周泰を使うことになる」と断言できる程度には強く汎用性が高いので、周泰の強さを本ブログでしっかり勉強しましょう。
周泰の兵種適性・ステータス
・兵種適正
騎馬と盾がSですが、弓と槍もAであるため、どの兵種でも組み込むことが可能です。周泰はサポート武将なので、兵種適正Aでも(宝物を使った方が強いですが)運用は可能です。
・ステータス
武力・統率がそこそこ高く、知力・速度は低いです。
ただ、実際は、周泰固有の効果により周泰の兵力はガンガン減っていくため、周泰が火力を発揮するのは原則不可能です。
固有戦法
・固有戦法解説
主将の被ダメを60%、副将の被ダメを30%肩代わり(統率影響)
友軍兵力が70%以上の場合、友軍の火力を18%上昇(統率影響)
・固有戦法評価
全戦法でも貴重な味方の与ダメを増やす戦法です。
短期決戦型の部隊の火力の底上げや、1アタッカーの耐久型の編成の火力サポートとして重宝する戦法です。
また、アタッカーの被ダメを肩代わりするため、アタッカーの兵力を落とさず、高い火力を保つことを可能とします。
自軍アタッカーの兵力を高く保ち、火力をほぼ無条件で上昇させる、最高峰のサポート戦法です。
なお、慰撫軍民や御敵屛障により周泰の被ダメを減少させても肩代わりのダメージは減少しないので気を付けましょう。肩代わりのダメージを減少させたければ、肩代わり元の武将にダメ減を付与する必要があります。そのため、兵法書を付ける際は、被ダメ減ではなく回復するタイプのものを付けると良いでしょう。
周泰に付ける戦法
周泰に付ける戦法は、基本的に「統率影響の戦法」か「ステータス影響の無い戦法」を推奨します。敵にダメージを与える戦法は、周泰固有により兵力がガンガン減るので火力が落ちることからお勧めしません。
①速攻系のサポート戦法(意気衝天・西涼鉄騎・鉄騎駆馳・虎豹騎・横弋躍馬等)
周泰は、固有戦法により味方の火力を大幅に上昇出来るため、火力のサポート要員として編成に組み込まれることがしばしばあります。
そのため、友軍2人に火力戦法をガン積みして周泰には火力サポート戦法か序盤制御戦法を積むことで、敵に何もさせないうえで3ターン以内に倒しきる編成が完成します。
②耐久戦法(慰撫軍民・草船借箭・藤甲兵・鋒矢陣・三勢陣・御敵屛障等)
周泰は、固有戦法により他武将の兵力を高く保つことが可能であるため、耐久編成に組み込まれることもあります。その場合、ステータス影響の無い戦法(鋒矢陣・三勢陣・御敵屛障等)や高い統率を活かした戦法(慰撫軍民・草船借箭・藤甲兵)も周泰には合っています。
耐久編成の場合、もう一人のサポーターには回復戦法を付けたいので、知力の高い武将(法正・魯粛・劉備等)がお勧めです。
③自身回復戦法(奮戦力闘、合軍集衆、詐降等)
周泰は、とにかく落ちやすいです。固有戦法により、周泰にダメージが集中するからですね。周泰が長く生き延びれば、そのまま味方の兵力と火力を高く保てるため、周泰がひたすら自身を回復することは大きな意味があります。
周泰を組み込んだ編成
・騎馬編成
①孫尚香騎馬
孫尚香:裸衣血戦+虎踞鷹揚
淩統:千軍一掃+臥薪嘗胆
※速度は孫尚香>淩統とすること
PKシーズン初期、大暴れした騎馬編成です。
シーズン3までの感覚で編成を組んでいると、槍で戦っても何もできずに負ける強さを誇ります。
意気衝天・千軍一掃・臥薪嘗胆で敵の動きを封じている間に周泰固有・淩統固有・西涼鉄騎により超強化された孫尚香と淩統の火力により敵を倒しきる編成です。
この部隊、普通に3ターンで3万削ります。
逆に、序盤耐久力の高い編成に対しては盾であっても勝てないので、兵種相性で見るより部隊の方向性で相性を判別しましょう。具体的には、ダメージ減少戦法を2つ以上付けている部隊だと、倒しきれず、切り返されて負けることがあります。
孫権:剣鋒破砕+兵無常勢
耐久編成に強い騎馬編成です。
剣鋒破砕で敵の指揮・パッシブを剥がし、圧倒的な通常攻撃の量とそれに伴う突撃戦法・兵無常勢で倒します。
孫権が主将なので、周泰固有の効果は孫権に対して更に上昇しており、火力が非常に高いです。
大尉盾や天公盾をしっかり崩せる部隊です。
一方で、意気衝天やSP袁紹に滅法弱いです。
③虎臣馬
太史慈:剣鋒破砕+速乗其利
甘寧(宝物):破軍威勝+千軍一掃
①と②のいいとこ取りをしたような騎馬編成です。
剣鋒破砕により耐久盾を崩すことも可能であり、意気衝天・速乗其利・千軍一掃により序盤の敵の動きを制御してその間に倒しきることも可能な編成です。
敵編成と凸数、運によっては、藤甲兵すら貫通する火力を誇ります。
弱点は、陸遜槍等の耐久力を持った槍編成です。ただ、それすらも剣鋒破砕+大火力で突破できる時もあるので、安定してこの部隊を止めることの出来る部隊はないかもしれません。
なお、①や③では周泰を主将にしていますが、これはあえて落ちやすい周泰を主将にすることで、戦闘を早く終わらせ、自分の兵損を減らす目的があります。早いターンで戦闘を終わらせることで、敵の耐久編成に回復する余裕を与えない目的もあります。甘寧・淩統・孫尚香を主将とした場合も別の強みがありますので、そこは各々の運用方法に合わせて使い分けると良いでしょう。
④呂布三勢騎馬
黄月英:三勢陣+虎豹騎
郭嘉と違って呂布を制御から守ることはできませんが、呂布の被ダメを減らし、呂布の火力を上昇させることが可能な編成です。
①~③を組める場合はそちらを推奨しますが、組めない場合は一つの選択肢としてアリな編成です。
・槍編成
①孫権槍
孫権(宝物):剣鋒破砕+兵無常勢
程普:慰撫軍民+草船借箭
周泰(宝物):奮戦力闘+鋒矢陣
従来の耐久槍編成より耐久力は低い(周泰に兵損が集中するため)が、火力はこの部隊の方が上です。
火力の高い部隊を受けきって切り返すことが出来る一方で、意気衝天・SP袁紹に弱い編成となっております。
※周泰の槍編成で強い部隊は、この一つとなります。
類似編成・代用編成は他にもありますが、例として挙げる程のものではないです。
・弓編成
①虎臣弓
甘寧:破軍威勝+千軍一掃
太史慈:折衝禦侮+剣鋒破砕
最も周泰が使われている編成です。そして、最新シーズンで最も使われている編成の一つです。
意気衝天・千軍一掃で敵を制御し、剣鋒破砕で敵のダメ減を剥がし、周泰固有で強化された甘寧の火力を叩き込む編成です。
最高峰の耐久編成の一つである陸遜槍をしっかり削ることの出来る、数少ない部隊の一つです。魏法騎や社稷弓などの指揮・パッシブによる耐久を中心とした部隊も軒並みぶち抜くことが可能です。
弱点は、封印と藤甲兵です。SP袁紹部隊や意気衝天持ちの部隊には太史慈が機能せず、藤甲兵は兵種不利のうえ剣鋒破砕で無効化できないため、相性が悪いです。
天敵は大尉藤甲盾です。
※周泰の弓編成で強い部隊は、この一つとなります。
類似編成・代用編成は他にもありますが、例として挙げる程のものではないです。
・盾編成
①法正三勢藤甲盾
法正:三勢陣+暫避其鋒
周泰:奮戦力闘+藤甲兵
法正の固有をフルに活かした藤甲編成です。
藤甲+暫避で法正の兵刃被ダメを90%カットし、法正固有により回復・ダメ減を自軍に付与することで高い耐久力を発揮します。その中でも周泰に兵損が集まるため、奮戦力闘でしっかりケアします。
桃園盾や虎臣弓に滅法強く、有利引き分けを量産するでしょう。
弱点としては、燃焼は勿論、3人ともアクティブ戦法主体なので諸葛亮や関銀屛にも弱いです。
②孫堅盾
孫堅:剛勇無比+絶地反撃
魯粛(宝物):暫避其鋒+陥陣営
周泰: 慰撫軍民+鋒矢陣
孫堅の凸数が高い人にお勧めの編成です。
魯粛固有・周泰固有・鋒矢陣・絶地反撃により、孫堅を超強化します。
最強の耐久組合せである暫避+鋒矢+慰撫により耐久力を確保し、孫堅固有と絶地で確実に削る編成のため、孫堅の凸数が少ないと火力が出ないです。ただ、凸数さえあれば、絶地反撃の火力発揮ターンが5ターン目なので、藤甲以外の部隊には火力をしっかり発揮します。
兵刃部隊を筆頭に様々な部隊に強いですが、藤甲と剣鋒破砕に弱いです。
スタダ適性
スタダ適性は、皆無です。
サポート武将かつコスト6の時点でスタダ適性が低く、周泰自身が兵損を少なくするのが非常に難しい武将なので、スタダに使用することは基本的にありません。
ただし、スタダ部隊(1部隊目)の最終形で周泰を用いることは良くあります。
終わりに
周泰は、味方の火力上昇・ダメージ肩代わりを行う唯一の武将です。極論、アタッカー2人の残り1枠に入れるだけでそこそこ強い部隊が完成するくらいにはサポート性能が高いです。
そして、実際に使用すると体感できますが、周泰自体は本当に良く削れます。この偏った削られ方をしっかり把握し、それをカバーする編成・逆に活かす運用が出来るかが鍵だと私は考えています。
本ブログで特徴を把握し、しっかり運用と対策を出来るようにすると良いでしょう。